お遊びコラム のコーナー
 
よもだ日記
 
今週の四冊
動物園にて Vo.1
「あなたが寝てるまに」
〜心優しいルーシー〜
舞台は冬のシカゴ クリスマス近い駅の切符売り場。そこがルーシーの職場だ。
ルーシーは両親と死に別れ孤独なシングルウーマン。冬は父の形見のコートをいつも着ている。
いつもの朝、片思いのエリート弁護士が駅に来た。切符を買いホームに佇む。
彼に囁くルーシー。「メリークリスマス」そこまではいつもの朝だった。
しかし彼に近づく暴漢達。揉み合う内に彼は線路に転落、ルーシーは迷わず線路に降り間一髪彼を助ける。
病院に運ばれた彼は頭を強打して意識がない。病院に行くが身内以外は病室に入れない。
そしてまた呟くルーシー「私達結婚するのに・・・・・」
小耳に挟んだ看護婦が気を利かせえて医者にフィアンセだと告げる。
病室に入れてもらえたルーシーは意識の無い彼としばらく時間を過ごす。
そうこうしてるうちに彼の事故を聞きつけた家族が大挙してやってきた。
初対面のルーシーを見て戸惑った家族は看護婦からフィアンセと教えられ歓迎する。
「ああ何て優しそうな娘さんでしょう。前に付き合っていたのは酷かった」
すっかり家族の一員になったルーシーは孤独を癒され家族はルーシーを通じて彼との家族の絆を取り戻す。
 〜思いを寄せるジャック〜
しばらく仕事で留守をしていた弟のジャックが帰宅した。
最初は不審の目を向けていたジャックだったが彼もいつしかルーシーの虜になる。
二人は言葉には出さないが心を通わせる仲になる。
クリスマスも終わり新年を迎えた日、彼は意識を取り戻す。
記憶にないフィアンセと呼ばれる女性を見て訝しがる彼だったが記憶喪失と周りから言われ、彼もいつしかルーシーの虜になり
結婚を待ち望む。
〜ラスト近くに指輪が〜
そして結婚式の日が来た。
神父に言う二人 ルーシーとジャック 「異議あり」
事の真相を皆に打ち明けたルーシーはまた切符売り場で今日も座っていた。
すると硬貨の投入口に指輪が・・・・
見上げると笑顔の家族とジャックが。
 
書いているうちに目頭が熱くなってきた。もう書けない。これは冗談でもギャグでもない。
ラブコメディなのに泣けてくる。私は三回目だがいつも涙が出る。
サンドラブロックが切ない女性を好演している。
キヌアリーブスと共演して大ヒットした「スピード」の時のような眉間に皺を寄せて大金を稼ぐ前の話だ。
〜サービスショット〜
おじゃちゃんヒップ。
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