お遊びコラム のコーナー
 
よもだ日記
 
台風通過中!
動物園にて Vo.1
 
AW&F
 アース ウインド & ファイアー
私の世代の教祖というか彼らの音楽は若き日の思い出に浸るとき、必ずBGMで頭の中に出てくる音である。
どういう風に どんなところが こんな質問は愚問としかいえない。
とにかく頭というよりハートに響く音なのだ。
御大モーリスホワイト率いるメンバーはパーカッション三人 ギター ベース キーボード ブラス二人 とシンプルな構成ながら大迫力のサウンドを響かせる。
パーカッションの二人がボーカル兼任なのだが声量の豊かさには呆れるばかりだ。
高音低音どこまで伸びるかと思われるくらいだ。
今回のコンサートはとにかく不思議である。最後の来日コンサートと言われ五箇所のみの公演ながら、その一箇所に東京 名古屋 福岡 大阪と並び松山が入っている。
札幌は野球をしているからだろうか。
わたしの言っている事が単なるファンの戯言と思われるなら県民文化会館を埋め尽くした観客がその証明だ。
 
さぁオープニングが始まった。
音楽に身を委ねて時間を過ごそう。
動物園にて Vo.1
プロ野球問題
 最近のメディアを騒がしている一つに合併問題がある。
話がどんどん込み入ってきて一リーグ問題やら百家争論である。文芸春秋とニューズウイークに二誌による記事を見た。
二誌とも共通しているのはそもそも日本のプロ野球とは事業ではなく、企業色の極めて強い道楽的要素があまり多いということだ。
儲からない 赤字がひどい というのが近鉄の言い分であるが、そもそも球団社長自体が本社からの出向社員で儲からなくて当たり前の意識が強すぎると書いてある。
経営努力とは巨人戦を多く組みテレビの放映金の分け前に預ることで、その為には自チームが優勝するより二位で巨人と絡んだ方が良いと考えている事だ。
実際それを公言している社長もいる。
そして二誌はそれを厳しく経営努力の欠如と指摘する。
大リーグとの比較や観客サービスの違いにも紙面をさいているが、一番の問題は日本にあるインフラ設備(球場等)がまったく生かされていないという点だ。
言い換えればあまりに過剰な投資を行なった割りに使われていない。
特に大阪ドームは大阪府が巨額の投資で建設したにも係わらず、年間通じて使用されず近鉄にその分使用料として跳ね返っている。
普段の大阪ドームは閉めているそうだ。まったくの無計画である。
一種の公共事業だろうが生兵法とも言える。
今期唯一の成功例としては日本ハムの札幌移転とプレーオフ制度だけだ。
彼らの基本の巨人戦は視聴率が低迷し地方に行けば満員になる観客動員もダフ屋さえ出ない体たらくである。
普段キャッチボールをしている子供なんて何年も見ない。野球というスポーツ自体の危機である。
明確な答えは避けているが本質の問題は明らかにされている。
動物園にて Vo.1
テス 
 イギリスの小説だ。
テスは美貌と豊満な肉体に恵まれた一人の女性だ。
分類すれば恋愛小説だが、あまりに哀しい。
映画化ではナターシャキンスキーが主演していたが映像より文章が心に沁みる。
読んでくれ。
動物園にて Vo.1
 
信長新記
 遂に第三巻が出た。今回は徳川家康との覇権争いである。
架空歴史小説だがとにかく引き込まれるのはリアルさと信長が本能寺で死んだことで、歴史上消えていった人々が生き生きと活躍する様が興味深い。
特に秀吉は部下に徹して実際の歴史での信長死後の秀吉よりダイナミックに戦国を駆け抜ける。
そもそも信長の功績とは?中世から近世への武力と経済による変革である。
日本という国は不思議な国で戦争に明け暮れながら経済については発展を続けていた。
信長と聞いて諸氏が思われるのは武田勝頼を打ち破った長篠の戦いであろうがこれはほんの一端で、当時の常識から考えたら突拍子もない事を次々と行なっている。
一つは軍事革命。
 これは当時の世界的に見ても革命的だ。兵を集めるのに領主ごとに割り振りして領民を集めて兵としていたのを職業として兵を募集し構成していた点だ。
旧来のやり方では本来兵は農民という職業を持った人々であるから農繁期には動員出来ない。
これは戦闘が農閉期にしか行なえず期間も二ヶ月もしくは三ヶ月が限度ということだ。戦費においても各領主の負担であるから(補助はあるものの)武装の強化の面では難しい。
ましてや鉄砲の時代である。
この当時の鉄砲は有効射程百メートル 殺傷射程五十メートルという代物である。
主な効果は音による威嚇が主とされていた。長篠の戦いでは少なくとも千丁単位の鉄砲が使われた。
なぜそうのような集中使用が可能になったか。
基本的に信長軍の兵は傭兵で武将は領主ではなく今の軍隊と同じく任命され、信長の兵を使い軍団を編成し武器を与えられる。
天下を取る為には各地に軍隊を送らねばならない。その軍団長が領主では占領地の統治も何も出来ない。
 
さて物語りに触れよう。
明智光秀 柴田勝家 と謀反が続き鎮圧はしたものの織田家の財政は逼迫していた。
そして信長に対して自分の存在価値がなくなったと判断した家康は信長を打倒することが、徳川家を存続させるとともの天下取る道と考え時節到来とばかりに岐阜に兵を進める。
徳川軍五万 信長五万が関が原に向かい合う。同数ながら三河の兵は強靭で信長の兵に比べ三倍の戦闘能力を有する。
さて国内の最後の戦いが始まる。
目を転じて国外を見ればスペイン イギリスなどのヨーロッパ諸国がアジアの覇権を目指し日本に食指を伸ばし始めている。
さぁ続きは
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