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本日未明 東部戦線において攻勢の第一歩が森岡隊長により記された。炎天下
工事を記録する隊長の勇姿である。さしもの熱波も隊長の前では春の微風である。忠誠を誓った兵士達は死力を尽くして奮闘したのだった。この現場の下地はインターロッキングブロックだ。これ自体は問題ないが剥離したビニールタイルを路面と接着していた物質が問題だ。こいつは本当に始末が悪い。処理を誤ると隊長の労苦も水泡に帰してしまうので慎重に作業を進める。暑いと何回口にしただろう。作業も中盤にさしかかると喋る代わりに水を口にする。喉を通る冷水は次の瞬間、汗に変わる。暑いと一言も言わず指示を出す隊長の顔は涼しげであった。 |
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右に見える足が隊長だ。直々の閲兵にいやがおうにも力が入る。かなり難易度の高い現場に神経はすり減る。ましてやこの天気だ。汗は乾く暇がないくらい噴き出してくる。路面は灼けて素手で触れないくらいだ。兵士達の汗は報われるのだろうか。万全を尽くしたはずだ。不安
後悔 希望 夢 すべてを乗せて帰路に就く。老兵は一人考える。今まで何を得て何を失ったのか。単なる足し算引き算で片づける問題ではないし、それでは生まれてきた意味はないだろう。しかしここに存在する事自体に意味はあるのか。すべては存在する意義を見つける為の所作なのだ。以前付き合っていた彼女はこの話をすると黙って右パンチを顔面に見舞ってくれた。さぁ明日から休暇だ。しー
ゆー |
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夜明け前の国道をひた走る。渓谷に陽が昇る前に県境を抜ける。 | ||||
来ました来ました。ついに来たぞ サーフアイランド高知 熱波吹き渡り波は優しく迎えてくれた。 | ||||
アース ウインド & ファイアーのベスト盤を買った。CDでは初めてだ。とにかく素晴らしいというか今の音楽にロクなものがないのが真実だ。
それでは九月のコンサートにちなんでセフテンバーの歌詞を書きます。
覚えているかい
九月二十一日の夜を
愛は僕の気持ちを変えてしまった
九月の空を追いかけている間に
夜通し踊っているうちも
僕らの魂は高らかに歌っていた
星々が闇を照らしていたあの夜を僕は忘れない
あのパーティを覚えているだろう
踊り明かした あの九月のパーティ
雲ひとつなく晴れ渡ったあの夜
僕の心は君といつも一緒さ
君の心としっかり手を組んでいる
いつまでも忘れないで
僕らが真実の愛を見つけたあの夜を
今は十二月 二人には愛がある
九月までは虚勢を張って
自分を偽っていた僕でも
今は真実の愛を見つけた
あのパーティを覚えているだろう
踊り明かしたあのパーティ
雲ひとつなく晴れ渡ったあの夜
あのパーティを覚えているだろう
踊り明かした あの九月のパーティ
黄金の夢はあの日のように輝いていた
鐘は高らかに鳴り響き
鳥は楽しげにさえずっていた
あの夜のことをおぼえているかい
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