〓たどり着いたら〜いつも雨降り〜 なんちゅう歌もありましたが、天気予報どおり式が始まる頃、雨が降り出しました。雛壇には新郎新婦 仲人夫婦が並んでいる。新郎は今年四十歳で独身を続けていたが、常に周りの妻帯者を不治の病の患者のように言っていた人が、どういう風の吹き回しか突然の結婚である。
新婦は新郎と同じ大島の出身である。小柄で魅力的な女性である。聞くと新郎のしょ−うもないギャグにもちゃんと反応するらしい。それが結婚を決めたきっかけらしい
絶叫する二人。カラオケが聞こえないくらいの大声量で彼らの上司はテーブルをまわって頭を下げていた。
高松ナツミである。新郎とは職場で部下になったり上司になったり、楽しい関係だそうだ。この式を心底喜んでいた好漢である。
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